銅管とは?種類や特徴について
銅管は、銅製でできた管状の製品です。主に配管工事や、銅管同士を接続する時などに使われています。
溶接も容易にできるので、さまざまな用途に使われています。
銅管には、以下の特徴があります。
- 耐食性: 空気中の酸素と反応して酸化膜を作り、これが腐食を防ぎます。
- 熱伝導性: 熱伝導性に優れているため、冷暖房配管や熱交換器などに使用されます。
- 加工性: 加工性に優れているため、曲げたり、絞ったり、切断したりすることができます。
- 耐久性: 耐久性に優れているため、長期間使用することができます。
銅管の用途は多岐にわたりますが、主な用途は次のとおりです。
- 給排水管: 耐食性と耐圧性に優れているため、給排水管に広く使用されています。
- 冷暖房配管: 熱伝導性に優れているため、冷暖房配管に広く使用されています。
- ガス配管: 耐食性と耐圧性に優れているため、ガス配管に広く使用されています。
- 工業用配管: 耐食性と耐圧性に優れているため、工業用配管に広く使用されています。
銅管には、様々な種類があります。代表的な種類は以下のとおりです。
- O材: なまし銅管とも呼ばれ、曲げ加工や端末加工に使いやすい素材です。
- OL材: O材よりも硬く、強度が高い素材です。
- L材: O材よりも硬く、強度と耐圧性に優れています。
- M材: L材よりも硬く、強度と耐熱性に優れています。
- H材: M材よりも硬く、強度と耐寒性に優れています。
銅管を選ぶ際には、用途や使用条件に合わせて、適切な種類を選択する必要があります。
銅管は、様々な用途に使用できる便利な素材です。
銅管を使用する際には、銅管の種類や特性を理解した上で、適切に使用することが重要です。
ヤマキンのHPに銅管サイズ表を記載しております。
銅パイプ用キャップの取り扱いもございますので、ぜひお問い合わせください。