青木厚著の「空腹」こそ最強のクスリを読みました。
青木厚医師が、自身のガンを克服した経験と、ノーベル賞を受賞した
オートファジー研究をもとに、1日16時間食べない「16時間断食」を推奨する書籍です。
書籍のポイント
- 1日3食しっかり食べる現代人の食生活に警鐘を鳴らし、
「食べ過ぎ」が様々な病気の原因になることを指摘。 - 1日16時間食べない「16時間断食」を推奨。睡眠時間を活用し、
無理なく続けられる方法を提案。 - 「16時間断食」によって、オートファジー(細胞内の老廃物を除去する機能)が
活性化し、様々な健康効果が得られると解説。 - がん、認知症、糖尿病、高血圧などの病気の予防・改善効果、ダイエット効果、
疲労回復効果などが期待できると主張。 - 炭水化物、脂肪、甘いもの、お酒も、我慢せずに好きなだけ食べられるため、
ストレスなく継続できると説明。
私が感じたこと。
1.空腹のパワーについて!
これまで「空腹=悪」というイメージがありましたが、
この本を読んで180度変わりました。空腹になることで、体が本来持っている
「自己治癒力」が活性化されることを知り、驚きました。
2.16時間断食は意外と簡単かもしれない
16時間断食と聞くと、とても辛いイメージがありましたが、睡眠時間を活用すれば、
意外と無理なく続けられると感じました。
もちろん個人差はあると思いますが、まずは試してみようという気持ちになりました。
3.食生活を見直す良いきっかけに
この本は、単に空腹の効用を説いているだけでなく、
現代人の食生活の問題点にも気づかせてくれました。
食べ過ぎ、偏食、加工食品の摂取など、自分の食生活を振り返る
良いきっかけになりました。
まとめ
この書籍は、従来の食生活の常識を覆す内容であり、
賛否両論ありますが、健康に関心のある人にとっては
参考になる情報が満載でした。