先日、遅ればせながら万博へ行って参りました。
もちろん見所はたくさんありましたが、大屋根リングに感動いたしましたので
ご存じの方も沢山おられるかとは存じますが、改めてここで紹介させて頂きたいと思います。
「多様でありながら、ひとつ」―大阪・関西万博の巨大なシンボル「大屋根リング」
2025年大阪・関西万博の会場に足を踏み入れた人々を最初に迎え入れるのは、その圧倒的なスケールと独特のデザインで「万博の顔」とも言える巨大な環状の屋根、「大屋根リング」です。このユニークな建築物は、単なる構造物ではなく、万博全体のコンセプト「多様でありながら、ひとつ」を象徴する重要な存在です。
この大屋根リングの設計は、建築家の藤本壮介氏が手がけました。彼の作品は、自然と人工物が融合したような独特の世界観で知られていますが、この大屋根リングもその思想が色濃く反映されています。日本の伝統的な木造建築の技術である「貫(ぬき)接合」に、現代の工法を組み合わせることで、直径約600メートル、全周約2キロメートルという、世界最大級の木造建築物を実現しました。2025年3月には、「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録にも認定されました。
来場者は、この巨大なリングの下をメインの動線として移動します。この屋根は、雨風や強い日差しを遮るだけでなく、心地よい日陰を作り出し、来場者に快適な空間を提供します。そして、大屋根の屋上に設けられた「スカイウォーク」に登れば、万博会場全体を眼下に一望することができます。瀬戸内海の豊かな自然や夕日、大阪の街並みなど、海と空に囲まれた会場の景色を楽しむことができる、まさに絶好の展望台です。
「大屋根リング」は、世界各国から集まるパビリオンをその中に抱え込むように配置されています。これは、地球儀が多様な国々を包み込むように、分断に向かっていると言われる世界を一つに繋ぎ、人類共通の課題を共有する場として万博が機能するというメッセージが込められています。
大阪・関西万博の「大屋根リング」は、日本の木造建築の技術を世界に示し、会場に集う人々をつなぎ、万博の未来へのビジョンを象徴する、壮大なシンボルなのです。
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