アメリカでは、食品に使われる合成着色料の規制が大きく変わり始めています。
「廃止」とまではいきませんが、特定の着色料の使用を段階的にやめさせ、もっと自然な色に切り替えていこうという動きが国全体で進んでいます。
人工的な着色料を減らす理由
これまでは、州ごとにバラバラにルールがあったのですが、2025年4月にはアメリカ政府(保健福祉省と食品医薬品局)が、
いくつかの石油由来の合成着色料を段階的に禁止すると発表しました。
具体的には、
- 新しく2種類の着色料が使えなくなりました。
- よく使われている6種類の着色料も、2026年末までには徐々に禁止されます。
- さらに、発がん性が指摘されている「赤色3号」という着色料は、迅速に使用を停止するよう求められています。
これは、長年議論されてきた「食品に対する着色が本当に安全なのか?」という問いに対し、国が明確に答えをだしたという事でもあります。
大きくは子どもへの影響を心配する声が背景にあります。
自然な色への切り替えを後押し
人工的な着色料を減らす一方で、政府は天然由来の着色料を積極的に使えるようにしています。
すでにいくつかの新しい自然な色が承認され、これからもどんどん増える予定です。
また、食品添加物が子どもの健康にどう影響するか、詳しい研究も進められています。
日本への影響は?
アメリカのこの動きは、日本にも無関係ではありません。アメリカに食品を輸出している会社は、新しいルールに対応しないといけません。
日本では、まだすぐに同じような規制をする予定はないようですが、世界中で「食の安全」や「添加物」への関心は高まっています。
アメリカの今回の決断は、世界的な流れを示しています。
私たち消費者も、どんな食べ物がどんな色で作られ、それが人体にどんな影響をもたらすのか、意識的に考える必要があるのではないでしょうか。
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