ウレタンフォームとウレタンスポンジは、基本的に同じものを指す言葉です。
どちらもポリウレタンを発泡させて作られた素材で、その呼び方が異なるだけです。
一般的に、ウレタンフォームという言葉は、この素材全体を指す総称として使われます。
一方、ウレタンスポンジという言葉は、特に柔らかいタイプや、
台所用品のようにスポンジとして使われる製品を指して使われる傾向があります。
つまり、以下のように理解するとわかりやすいでしょう。
- ウレタンフォーム:ポリウレタンを発泡させた素材の正式名称。硬質、軟質など、様々な種類がある。
- ウレタンスポンジ:ウレタンフォームの中でも、特に柔らかく、クッション性や吸水性のあるタイプを指す、通称。
これらの素材の構成は、主に以下の原料と添加剤で成り立っています。
- 主原料: ポリオールとポリイソシアネート
- 副原料: 発泡剤、整泡剤、触媒、添加剤など
これらの原料の組み合わせや配合比率、製造条件を変えることで、硬さや弾力性、
気泡の構造(連続気泡か独立気泡か)などが調整され、さまざまな特性を持つ
ウレタンフォームが作られます。
. 気泡の構造による分類
- 連続気泡: 気泡が連なっており、水や空気が通りやすい構造です。
通気性や吸音性に優れています。食器用スポンジやクッション材、
フィルターなどに使われます。
- 独立気泡: 気泡が独立しており、水や空気を通しにくい構造です。
断熱性や防音性に優れ、水泳補助具などにも使われます。
弊社でもウレタンフォームの取り扱いございます。
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