父の日とは:感謝の気持ちを伝える大切な日
毎年6月の第3日曜日は、父の日です。
母の日にならって、父親に感謝の気持ちを伝えるために制定された祝日です。
日本では1954年に初めて制定されましたが、当時はあまり認知されていませんでした。
近年では、父の日の認知度も高まり、家族で過ごす日として定着しつつあります。
父の日の歴史
父の日は、アメリカが起源と言われています。
ソノラ・スマート・ドッドという女性が、南北戦争から復員した父親ウィリアム・スマート・ドッド氏を称賛するために、教会で説教を行ったのがきっかけとされています。
ウィリアム氏6人の子供を男手1人で育て上げ、地域社会にも貢献していました。
ソノラさんは、母親への感謝の気持ちを伝える「母の日」があるのに、父親への感謝の気持ちを伝える日がないことに疑問を感じ、父の日制定を訴えました。
そして、1910年6月19日、ソノラさんの住むワシントン州スポケーン市で、初の父の日の祝典が行われました。
その後、アメリカ全土に広まり、1972年にはニクソン大統領によって、正式な国家記念日として制定されました。
日本での父の日の現状
日本では、1954年に日本YMCA連合会によって初めて制定されました。
当時は「父の日感謝デー」と呼ばれていましたが、1998年に現在の「父の日」に改称されました。
母の日と比べると認知度が低いという課題もありますが、近年ではプレゼントを贈ったり、家族で食事をしたりするなど、感謝の気持ちを伝える機会として定着しつつあります。
まとめ
父の日とは、父親に感謝の気持ちを伝える日です。
日頃の感謝の気持ちを伝え、普段は照れくさくて言えない言葉を手紙などに書いてみるのも良いでしょう。
また、プレゼントを贈ったり、一緒に食事をしたりするのもおすすめです。
大切なのは、感謝の気持ちを素直に伝えることです。
いかがだったでしょうか?
年に一度の父親に感謝する日。
皆様もぜひ感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。